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サイコソーシャルケアガイドライン ( ESHRE ) 日本語版完成のご案内

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   この度、ESHREのサイコソーシャルケアガイドラインの日本語版が完成し、会員の皆様にご利用頂く準備ができましたのでご案内申し上げます。本ガイドラインは、本学会の小泉智恵先生、橋本知子先生そして平山史朗先生の監修の下、本邦を代表する27名の先生方に多くの時間を割いて翻訳して頂き完成に至ったものです。この間、小泉先生には本プロジェクトの発案そしてESHREとの折衝を滞りなく進めて頂き大変ご尽力頂きました。ここに、翻訳の完成をお祝いするとともに、小泉先生を始め、本プロジェクトに携わられた全ての先生方のご努力に深甚なる謝意を表します。また、快く翻訳の許可を下さいましたESHREの皆様にも厚く御礼申し上げます。

   このガイドラインの原版は2015年に作成されたもので、原題は「 Routine psychosocial care in infertility and medically assisted reproduction – A guide for fertility staff 」であります。
本ガイドラインの目的は二つあります。一つ目は、「患者が精神的に健康で幸福な状態を得られるためにどのようなサイコソーシャルケアをすれば良いか」の情報を医療スタッフに提供すること、二つ目は「患者が不妊治療を行う上でどのようなニーズを持つか」をスタッフが知る方法についての情報です。

   環境因子や社会構造の複雑化によって、不妊治療を受ける患者は多くのストレスと闘わざるを得ない状況に追い込まれています。そのような患者への様々なサイコソーシャルケアの必要性が指摘されて多くの時が流れましたが、具体的にどうすれば患者が心の安寧を得られるかの指標となるものは有りませんでした。ここに、具体性のあるガイドラインを皆様にお届けできることはこの上ない幸せであります。全国のサイコソーシャルケアスタッフがこのガイドラインを有用に利用され多くの患者が救われますことを祈念致します。


2020年 初秋

日本生殖心理学会
理事長 森本 義晴


* ESHRE

European Society of Human Reproduction and Embryology: 欧州人生殖学会議




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