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2017年度 ( 第2期 ) がん・生殖医療専門心理士 養成講座 開講のご案内

日本生殖心理学会は、がん・生殖領域に持つ臨床心理士を対象とした「2017年度 がん・生殖医療専門心理士養成講座」を『日本がん・生殖医療学会』と共催で開講いたします。

2012年、日本がん・生殖医療学会の設立を契機に、若年がん患者に対する妊孕性温存治療 ( がん・生殖医療 ) が普及しつつあります。近年、妊孕性温存する若年がん患者が増加し、2013年 ASCO ( 米国臨床腫瘍学会 ) 改訂ガイドラインでは、がん患者が妊孕性消失の可能性について苦悩を感じたら心理専門職に紹介することが推奨されており、がん患者への心理支援のニーズが高まっています。

これを受けて2016年から、日本生殖心理学会は日本がん・生殖医療学会と共同で「がん・生殖医療専門心理士」の養成を始めました。がん・生殖医療専門心理士は、がん告知という大きなストレスと妊孕性の消失という二重の危機を抱えた若年がん患者の心理的アセスメントを行い、必要なサポートを行いながら正しい医療情報の提供や理解を助け家族間調整などを行いながら、妊孕性温存の自己決定を支援します。それだけでなく、がん患者の治療段階やライフステージに応じた援助を行えるように実践的な力を付け、がんサバイバーのQOL向上に貢献できる人材の育成を目的としています。

現在、がんと生殖両方の医療、及び心理に精通した専門の心理士はわずかであり、その育成が求められています。このような養成課程は世界的にみても例が無く、国内外で高い評価を受けております。公認心理士がもうすぐ誕生する日本で、がん・生殖医療のサブスペシャリティーを身につける事は専門家としての活動の幅を広げる事に役立つでしょう。

2017年度 がん・生殖医療専門心理士 養成講座 概要

共催日本生殖心理学会 ( JSRP )  理事長 森本 義晴
日本がん・生殖医療学会 ( JSFP ) 理事長 鈴木 直
目的
生殖医療基礎コース
生殖医学の基礎的な知識や不妊体験者の心理、体外受精などの高度生殖医療技術について学びます。
がん・生殖医療専門コース
がん・生殖医療において頻度の高い乳がん・婦人科がん・血液がん・泌尿器がんを取り上げ、がん医療と妊孕性温存の実際を解説します。がん患者への援助技術として、心理アセスメント、心理療法、社会支援、倫理問題などの講義を行い、がん・生殖医療の実践介入、心理教育、グリーフセラピー、家族アプローチなどの演習を行います。
特色
  • 生殖医療基礎コースと、がん・生殖医療専門コースの 2コースに分けて実施します。
  • 生殖医療基礎コースは、生殖医療施設に勤務する臨床心理士のみならず、一般の心理臨床家が不妊患者に対応するための基礎知識を提供するものとします。
  • 生殖医療基礎コース修了者には、生殖医療基礎コースの修了証を授与し、がん・生殖医療専門コースの受講を可能とします。
  • がん・生殖医療専門コースは、生殖医療施設で勤務する、あるいはがん・生殖心理の専門家として活動するための専門的知識と技能を修得するものとします。
  • 生殖医療基礎コース及びがん・生殖医療専門コースの両方を修了した場合にがん・生殖医療専門心理士認定試験の受験資格を得られるものとします。
講師講義は医師、研究者、ソーシャルワーカー、臨床心理士、看護師ほか、各分野の第一人者にお願いしています。
認定試験生殖医療基礎コース、がん・生殖医療専門コースの講義と演習を経て、認定試験を行います。
( 両コースを同年度に履修することもできますし、2年に渡り習得することもできます。例えば、1年目に生殖医療基礎コースを受け、2年目にがん・生殖医療専門コースの受講も出来ます。その場合、認定試験は両コース終了後に受ける事になります。)
認定日本生殖心理学会、及び日本がん・生殖医療学会の両学会の認定資格となります。
( 5年毎に更新)
認定試験合格後に、がん・生殖医療外来陪席実習を行います。合格後に日程をお知らせします。
*認定後は、両学会が継続研修支援を続けていきます。各がん治療のアップデート、精子組織凍結などの最新医療知識、全国のがん・生殖医療地域ネットワークや職種間連携などの実践的な取り組みについて、学会講演や継続研修を行っていく予定です。

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